新スタジアム建設署名活動 −夢・茨木実践委員会−
スポーツを通じてのまちづくり
 私たち、(社)茨木青年会議所は、1961年の創立より「明るい豊かなまち」をめざし日々活動してまいりました。創立40周年を迎えた、2001年には、2000年代の運動指針として「したまちっく茨木〜21世紀の原点は人間力〜」を策定いたしました。
 それは、地域に住む市民一人ひとりが社会に責任を持ち、相手を認め、思いやりのある豊かなこころをもち、そして行動できる人として「自立」を育むこと、また、私たちが夢の実現に向かって活動していく過程で、人と人とのつながりや各種団体とのさまざまなかかわりを大切にする「連携」ができ、そのなかで市民一人ひとりが、したまちの気概をもち、茨木のまちに何か夢を持ったとき、人と人とのかかわりあいの中で共に育ち合い、茨木のまちが活気溢れるまちになったときに「人が茨木のまちを育て、茨木のまちが人を育てる」、まさに市民とまちがお互いに成長していく「共育」ができあがる、「茨木をそういうまちにしよう」という趣旨のもとに策定したものです。
 私たちは、この「自立」「連携」「共育」というキーワードを柱として「‘したまち’の気概がある茨木」、そして「個人の夢・地域の夢が実現できる茨木」の創造をめざしております。
 また、昨年45周年を迎えるに当たり、私たちの運動目的でもあります、「明るい豊かなまち」をめざす関係諸団体とタッグを組み「連携」を深め、そして共に育つ「共育」へと駆け上がり、行政、関係諸団体、市民、そして(社)茨木青年会議所から、まちのことを大事に思い行動できる人、すなわち地域に根ざしたオピニオンリーダーを育成し、輩出することをめざし「オピニオンリーダーあふれる茨木」、そして「住み続けたいまち茨木」に向かって、情報を発信することを、今後創立50周年までの運動指針としました。
 昨年度は「ハートフル*茨木 夢に向かって飛び立とう!」というスローガンを掲げ、83名のメンバーで活動を行い、茨木フェスティバル、わんぱく相撲、わんぱく登山隊というイベントを行ってまいりましたが、それらのイベントは、多くのまちの皆さまにご協力を頂くことで盛会に終えることができ、またご参加いただいた皆さまからは謝意のお言葉を頂くこともできました。
 しかし、私たちは現状に満足するのではなくさらに向上心を持って、ほかにも夢・茨木創造委員会を立ち上げ、この運動指針のもと、如何にして「住み続けたいまち茨木」の創造が実現できるのかということを、調査・研究し、様々な団体との意見交換を交え、そして市民フォーラムを開催し市民の皆さまと共に考えてまいりました。そして、そこで考えた数々のことを、最終的にこうして提言書としてまとめることといたします。



@市内4ヶ所の総合スポーツクラブの設立と地域スポーツセンターの設立
 現在、国は各市町村の中学校単位で、総合型地域スポーツクラブの設置を進めており、それを束ねる、各市町村に地域スポーツセンターの設立を推奨している。
 その国の指針を基に、茨木市にも地域スポーツセンターの設立をめざすが、茨木市においては、中学校単位ではなく、小学校8校単位でのスポーツセンター設立がまず、妥当だと考え、下記のとおりの具体案を考えている。
 現在茨木市には総合型地域スポーツクラブが東地区に1ヶ所(茨木東スポーツクラブ レッツ)存在するが、東・西・南・北、各地区1ヶ所で小学校8校の単位をカバーすると考え、今後早急に、南地区(島)、北地区(福井)、西地区の3ヶ所にも、東地区同様に市民主導型のスポーツクラブを設立し、コミュニティの連携が図られる環境(ご近所同士が集える場)をつくることがまず大切だと考える。
 北地区にはすでに既存の体育館があり、南地区には2008年体育館が設立する予定だが、西地区には現存の体育館がないため、新たな体育館を西地区にも設立し、この3ヶ所の体育館を基盤に市民主導型のスポーツクラブの設立につなげたい。
 スポーツクラブでは、子どもから高齢者までが参加、交流できる幅広い種目を提供することとする。
 また、設立したスポーツクラブを活性化するためには上記で述べたように既存、設立予定の体育館を活用するなど、核となるスポーツセンターを設立し、そのスポーツセンターでは、スポーツに関すること全てに対応できる機能を持たせ効率よく有効にすること、例えば、スポーツセンターにアクセスすれば、茨木市のスポーツに関係することすべて(スポーツ大会の行事、大会の結果、メンバーの募集、スポーツ団体の紹介、茨木市出身のスポーツ選手の紹介、ケガの対処法及びケガの専門医、ボランティア募集など)がわかるようにするなどの、情報発信面の充実も必要であると考える。
 そしてもちろん、市民が参加しやすいように工夫し、施設、クラブを管理できる体制にすることが必要である。そのためにも、スポーツクラブを支援するボランティア、行政、学校、企業、関係団体を束ねる組織(地域スポーツセンター)づくりが重要であるし、私たち(社)茨木青年会議所は、その組織づくりにも関与できるのではないか





A市内小学校での校庭の芝生化の推進
 これからの時代を担う小学生の健全育成を考えると、ゆとり教育のもとで学ぶことなどで、学力の低下が心配される以上に、体力の低下も顕著に現れていることが心配である。体力低下の原因のひとつに、自由に公園でスポーツ(ボール遊び)が出来ず、校庭は時間外に閉鎖されていることなどが考えられる。その問題は校庭の開放時間を延長すれば少なからず解消される可能性もあるが、それ以上に環境面を充実させることが重要であると考える。学校が土のグランドから天然芝グランドになれば、子ども達は積極的に太陽の下に集まり、ケガを恐れず思いっきり楽しめる場所で自然に触れ合える。そうすることで、心や環境に対する豊かな感受性を育む可能性は高いと考える。
 また、維持管理にはコミュニティ(教職員、児童、保護者、ボランティア、専門業者など)との連携が不可欠で、日常の作業(水やり、肥料、草抜き、病気・害虫など)も、様々なコミュニティとの協働が重要であるが、現在、校庭の芝生化(300u以上)は、全国で推奨され、1,347校(参考:文部科学省2006年5月集計)で整備されており、茨木でも可能だと考える。





B市民が集い、触れ合うコミュニティのシンボル(新スタジアム)建設と、
  地域活性化を推進するJリーグ・ガンバ大阪の誘致
 誰もが気軽にスポーツを楽しめる環境面の充実や活動の推進が図られれば、コミュニティの活性化が段階的に進んで行くと考える。市民が楽しい環境の中で、スポーツで汗を流すことで、世代を超えた交流が深まればまちの存在価値を高めることにもなるだろう。家族、友人、ご近所、チーム、団体、個人(子どもからお年寄りまで世代を超えたコミュニティ)が交流し、市民が様々な形で楽しく参加できる空間があれば、その空間は、まちの市街地の活性化を図り、市民の心を繋ぎあわせるものとなる。
 そのためにもスポーツ(運動)を気軽に楽しめ、スポーツの醍醐味や夢・感動を実感し、豊かなスポーツ文化の振興を図ることのできる“複合型スタジアム建設”が必要であると考える。それを実現させるためにも、地域密着、地域の活性化を推進する、Jリーグ・ガンバ大阪を誘致することもめざしているが、誘致が実現すれば新スタジアムはまちのシンボルとなりうるであろうし、新スタジアムを拠点に市内外の様々な交流を画期的に図ることができるであろう。

 新スタジアムは単にガンバ大阪のホームスタジアムというだけでなく、複合型運動施設とし、市民が幅広く利用できるものとする。日常から、この複合型施設で、高齢者が介護予防に努め、子ども達が周辺でボール遊びを楽しむ。利用者にとっても、自分たちが日頃利用している施設で、ガンバ大阪の試合が行われるということで、ガンバ大阪にも親近感が増し、応援する気持ちも強まるのではないか。そうしてガンバ大阪が地域住民に愛され、相乗効果でガンバ大阪と地域が共存共栄していくことも望ましい。また、様々なスポーツを楽しむことのできる複合型運動施設の設立が実現すれば、総合スポーツの振興につながり、スポーツを通じた、コミュニティを大きく変えことができると考える。





C市民ふれあいマラソン大会の開催
 現在毎年1月に、茨木市体育協会主催の「市民マラソン大会」が、吹田市の万博競技場及び自然文化園をコースとして、例年700人程の参加者を集めて実施されているが、この「市民マラソン大会」の実施場所を茨木市内に移行させようと考える。
 茨木市内に移行し、普段は人が走ることができないような場所(具体的にはさくら通り等)を実施場所としたい。 そうすることで、普段は車でしか通ることができないところを参加者がランナーの目線で見ることで新たな茨木の魅力の発見となればと考える。
 また参加者に声援を送る人たちが多くいる中を走ることで、参加者に開放感や優越感を味わっていただき、走ることの楽しさをあらためて実感していただければと考える。それについては、市内であれば大会を広く告知することなどにより、より多くの一般市民が沿道で観覧することが見込まれるのではないか。
 参加者が沿道の多くの人の声援を受け、また多くのボランティアのサポートを受けることで、このまちを誇りに思ってもらえるようにしたいとも考える。また多くの声援やボランティアの暖かいサポートなどにより、大会が参加者にとって、満足のいくものとなれば、自然と大会の発展にもつながるであろうし、そうなれば大会開催における地元の経済効果も見込まれる。
 もちろん、このような大会となれば、多くのボランティアが必要となるが、広く市民に呼びかけをし、また高校生や大学生世代にも積極的にボランティアとして参加を募り、地域社会との関わりのきっかけとしていただきたいと考える。
 大会では競技性を備えた種目の他に、三世代を一組として手をつないで走る種目や、イベント性を重視し、仮装をして、声援を送る沿道の人たちを楽しませるような種目を行うなど、様々な方々が参加者の対象となるようにし、また、この大会を見た人たちが次の年には参加者として、またサポーターとして参加していただけるものにしていければ、スポーツを通じたコミュニティづくりにつながると考える。



D1回30分以上の運動を週2回以上めざすまち
 スポーツを通じた、コミュニティづくりとして、体を動かすことに対しても、表題のように「1回30分以上の運動を週2回以上」などの準がある方が良いと考える。そして、ここにおける目的は、その基準が浸透することで、市民に健康に対する意識が広まることを期待するものである。
 国のスポーツ振興基本計画では、第一の政策目標として、「国民の誰もが、それぞれの体力や年齢、技術、興味・目的に応じて、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツに親しむことができる生涯スポーツ社会を実現する『生涯スポーツ社会の実現』、また、その目標上記の国の指針を基に、このまちでも、「生涯スポーツ社会」の実現を図り、成人は生活習慣病の予防に、高齢者は介護予防のために日常生活のなかでできうる範囲のスポーツ(運動)を推進する。
 個人の能力に応じて自由にスポーツ(運動)に取り組むことが前提だが、多くの市民がわかりやすく、実行しやすい基準を設定することで、多くの市民がスポーツ(運動)に取り組むきっかけになればと考え、生涯健康まちづくりのために、その基準を設定することが望ましいと考える。





 我々夢・茨木実践委員会は、2007年度に発信した提言書に基づき「住み続けたいまち茨木」を目指し「スポーツを通じたコミュニティづくり」を実践していきたいと思います。
 まず、我々は提言書の具体案@にある「総合型地域スポーツクラブ設立」というところから現在ある茨木東スポーツクラブレッツと共に3月度例会を開催し総合型地域スポーツクラブとはどういうものかをメンバーの方々にご理解いただき、スポーツの良さ、ソポーツを通じてのコミュニティの良さを実感していただきたいと思います。また茨木東スポーツクラブレッツの方々と交流を深めていただき、そこから始まるコミュニティを作っていただきたいと思います。
 秋には、北地域親睦会を開催し、スポーツを通じて他のロムの方々と交流を深めていただきたいと思います。
 そして市民が集い、触れ合うコミュニティのシンボル(複合型スタジアム)建設と、地域活性化を推進するJリーグ・ガンバ大阪の誘致を目指し、5万人の署名活動を行っていきます。一口に5万人の署名と言っても並大抵のことでは実現しません。メンバーの方々にはご迷惑をおかけしますが、ご協力のほどよろしくお願いします。また、我々だけでなく、各種団体の方々と連携を図り、協力してこの5万人の署名を達成したいと思います。

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