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理事長所信 

2010年度社団法人茨木青年会議所 
第50代理事長
田宮 正嗣
 
はじめに
 私は2003年度茨木JCに入会し、現在に至るまでただ1つ誇れることがあります。それは全メンバーとの「人との繋がり」を大切にし、いつでも対話ができるということです。そのお陰で現役メンバーだけでなく、卒業された多くの先輩方とも信頼関係を築いてきたと自負しております。自らの経験を踏まえ、我々の活動を活性化するために、メンバー同士の「人との繋がり」の大切さを再認識し、常にメンバー同士で対話できる環境づくりをおこないます。そうすることで、茨木JCの絆をより深め、JC運動の推進力を高めることができると確信しております。

 明るい豊かな社会の実現のために
 
JCの理想である「明るい豊かな社会」の実現とは、私にとっては「コミュニティ溢れるまち」を実現することであると考えています。それを実現するにはどうすればよいのか。第1に例会を通じての指導力開発と事業を通じての社会開発があり、そこにメンバーが積極的に参加し、JAYCEEとしての資質の向上を図ります。第2に成長したJAYCEEがLOM内で「人との繋がり」を築き、全メンバーが志をひとつにして力強く事業を展開すれば、地域を巻き込むことができます。そしてそのJC運動の波を大きくしていくことで、「コミュニティ溢れるまち」そして「明るい豊かな社会」の実現に近づくのです。2010年度、茨木JCは「人との繋がり」を大切にし、「コミュニティ溢れるまち」の実現を目指しJC運動をおこなっていきます。
 変化の年を迎える
 茨木JCを取り巻く環境も少しずつ変化しています。本年度は近い将来起こる変化に対応する準備を行わないといけません。公益社団法人に向けた組織づくり、茨木フェスティバルの構成組織の変化があります。茨木JCがそれらに対応するためには、まず一人ひとりのメンバーがその変化を感じ取る感性と、対応する自覚を持つことが重要となります。そしてメンバー個々のそれらを集結させることで、茨木JCとしての幅広い現状分析力とまちづくりの輪を広げる力をさらに高めることができるでしょう。そうすれば必ず時代に即した「明るい豊かな社会」に近づくことができると考えます。
 「人との繋がり」を持ってこれからの茨木JCの在り方を考える
 我々は創立40周年に運動指針「したまちっく茨木」を発表し、45周年には「住み続けたいまち茨木」を掲げ、翌年には「スポーツを通じたコミュニティづくり」を行政に提言しました。本年度は、それらに基づいて今まで実践してきたことを考察し、「したまちっく茨木」「住み続けたいまち茨木」の集大成としなければなりません。
 また、2011年に茨木JCは創立50周年を迎え、半世紀という節目を迎えるLOMとして創始の精神を再確認し、2000年代運動指針「したまちっく茨木」を踏まえた上で、先輩方と関わりながら、60周年へ向けての方向性を見出していきます。
 そして姉妹JCとの交流事業では、国際的視野を広げると共に、「人との繋がり」を大切にしながら実施します。
 「人との繋がり」をまちに広げる
 
まちをつくるのは人であり、「人との繋がり」がまちを活性化させます。市民の皆さんや行政、そして各種団体とコミュ二ケーションを取りながら今年度の茨木フェスティバルをまち全体でつくり、心が熱くなる事業にしていきます。しかし、昨年度から構成組織が変わり、茨木JCの関わり方も大きく変化しようとしています。事業を継続していく上で我々がどこまでできるのか、どのように参画していくのかを判断し、この事業の理解と変化に対応する柔軟さを持ちたいと思います。
 「人との繋がり」を未来に発信していく
 世の中が物質的に豊かになりすぎた結果、教育のあり方や親との関わり方など、青少年を取り巻く環境が変化していると思います。混沌とした時代であるからこそ、茨木JCが次世代を担う青少年に対し、自分達の住んでいる国や地域に誇りを持つことができる環境づくりをしなければなりません。それには、郷土意識と「人との繋がり」を共感できる運動を展開することで将来のグランドデザインを大きく成長させるのです。
 茨木JCでは、毎年多くの事業を実施する過程で市民や関係諸団体と連携し、「人との繋がり」をつくっていく活動が多くあります。今後においては更なる連携のパイプを増やし、時代に即した事業を実施する必要があると考えます。多くの情報を発信し、意見や感想を受信することが重要であり、そうすることで事業の効果を高めることができるのです。ホームページを中心とする情報送受信ツールを活用し、我々のJC運動・活動をより多くの方々に広めていきます。またこのツールにより一層メンバー同士の情報交換やコミュニケーションを図った上でメンバー間の情報を共有し「人との繋がり」をつくっていきます。
 「人との繋がり」を考え、ひとを育てる
 新入会員はLOMの活力です。茨木JCではここ近年、会員数の減少を食い止めています。それは歴代理事長や会員拡大委員会の頑張り、メンバーの想いそして卒業された先輩方の創始から受け継いでこられた精神によりこのような状況があるのだと考えます。しかし、もっと我々のJC運動・活動を広げるためには、まちのオピニオンリーダーとなりうるJCメンバーをさらに増やしていくことが必要不可欠だと考えます。新しい仲間が増えることで既存メンバーも触発され、LOMも活性化します。LOM全体を繋げる積極的な拡大活動と新入会員のサポートを行える環境をつくり、そしてメンバー全員で一丸となり拡大活動を行います。
 本年度は、ビジネス、そして政治に関する研修を行っていきます。その理由は、地域の発展に対し、地域経済が活発である事、そして我々が元気である事が重要であると考えているからです。そのためには、青年経済人としての人格、教養を身につけ、経済能力の向上に役立つ研修が必要だと感じております。また、世の中のシステムが「官」から「民」へ、「中央」から「地方」へ流れている中、青年経済人として地域貢献を行っていく上で、現在の政治・政策・社会の仕組みの知識を得ることは必要不可欠です。
 「人との繋がり」を考え、LOM運営を支えていく
 世間には様々な組織があり、組織には総括的な役割を果たす部署が存在します。その部署がLOM運営を支えている誇りと自覚を持つことでLOM全体が活性化されると考えます。各種窓口や総括的な役割を通じて「人との繋がり」を組織全体に広げていきます。
 また本年度はJCI世界会議大阪大会が開催され、副主管という大きな役割を担っています。組織としてそれを理解し積極的な協力が必要であると考えております。

 公益社団法人への移行について
 茨木JCでは2008年度8月通常総会において、『公益社団法人移行宣言文』についてメンバーの満場一致で審議可決がなされ、公益社団法人格を取得する方向性を決定しました。2010年度は執行部主導で、申請に向けて昨年度より実務的な作業に取り掛かります。しかし、メンバー自身が公益社団法人取得の意義を理解する必要があります。我々は変革の能動者として、公益というもののあり方を社会に示していくために、公益社団法人格取得に向けて準備していきます。
おわりに
 
私が茨木JCに入会してからの7年間、「茨木は何と活力があり、団結力があるLOMなのか」と感じてきました。これは茨木JCの誇るべき伝統である、「人との繋がり」とそれぞれメンバーの責任力、創立以来培ってきた茨木JCとしての誇り・規律、これらを時代に合わせて少しずつ変化させ、伝統として先輩方から引き継いできた結果であります。私はこの伝統をもう一度、メンバー一人ひとりが強く認識することで、未来の後輩へすばらしい伝統を継承できると考えます。そして先輩方が歩まれた道が歴史となっているのと同じように、我々の運動そしてメンバー皆さんの一歩が新しい歴史をつくるのです。少しでもいいのです、一歩踏み出す気概が大切なのです。何かをするときに保証されていたらチャレンジといわないのです。誇りとは他人から与えられる物でもなく、他人から評価されるものでもなく、自分で育てていくものであり、自分を育てる道であり、自分を震い立たす力であると私は思います。自分自身が歴史をつくるという気概を持って自覚と誇りを胸に行動していこう。そうすれば必ず茨木JCの歴史として後世に伝えられるのだから。さあ皆さん、志を共有し、現在そして未来のLOMメンバーのために「人との繋がり」がある活気溢れるLOMを構築しよう。自分自身を信じて、時代を動かそう。
 
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